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能力を下げる口癖「セルフ・ハンディキャッピング」
心理学者のバーグラスが興味深い実験を行いました。
さてこのとき被験者はどちらを選んだか?「解決に自信がない人」ほどBの「一時的に能力を低くする薬」を飲んだのです。理由は簡単で、失敗しても薬のせいにできるから。
よく「私って馬鹿だから」とか自虐したり、「全然テスト勉強してないよ」って自分に言い訳したりする人がいますが、あれ「セルフハンディーキャッピング」と言って、ダメだった時の言い訳を作ることで「自分が得する状態」を作ってるんです。
まず失敗したときは「あ、やっぱり勉強してなかったし」って言い訳できるし、でも成功したときは「あ、やっぱり俺ってすげえ」って成功の価値が高まるんです。
しかしある実験ではテスト前にセルフハンディーキャッピングをずっと準備していた人は、実際に成績が悪くなったというデータ出てています。
つまり「俺にはできない」そういう思い込みって、本当に自分の能力を下げているんです。自分の口癖に気を付けてみてください。