発達障害
ある本で「発達障害の人は趣味そのものを楽しんでいる場合が多い」と書いてあり、「ん?」と意味が分からず読み進めると「趣味を通じて人や社会と関わる事が楽しいというのが普通(定型発達)の人」と説明されていた。
つまるところ普通の人は「趣味そのもの」を楽しんでいるというより、趣味を通じた「人との関わり」を楽しんでいるんです。
ゲームなんかもそうですよね。レベルアップを楽しんでいるんだけど、その高ランクを「他の人に見せたい」と思う欲求が出る。オンラインプレイがその象徴です。
ただ発達障害の人は「レベルアップそのもの」を楽しんでおり、それがどれだけ高ランクになろうが、誰かとそれを共有したいという欲求が浮かばないのです。ただ、ひたすらレベル上げをするだけ。
ピエロの感覚ですが、研究職ついてる人に非常に多いと思うんです。「ただひたすらに、誰からも賛辞を受けない物事を研究し続けている、何十年も…でも鬱にならない」みたいな人達がいるんです。
そもそも発達障害とは、チック症や注意欠如など様々ありますが、共通するのは生まれつきの「脳の働き」に違いがあるということ。
脳の働きが違えば、人と違うことは当たり前なのです。