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微笑みうつ:あなたが“隠れ鬱”かを【たった一つの質問】で見抜く

微笑み鬱のチェック方法

うつ病でも人前では明るい、という人がいます。

微笑みうつは、チェックシートや診断テストではなく

―たった一つの質問で分かる。


【0:00】smiling depression「微笑みのうつ病」とは

どうもこんばんは、ピエロです。

smiling depression―微笑みのうつ病、という言葉を皆さんは知っていますか?

今まで一般的なうつ病というのは

  • 好きだったことに興味がなくなったり
  • 態度がコロコロ変わったり

と目に見えてわかるものだという認識がどちらかというと多かったですが、微笑み鬱病にかかっている人は全く真逆で「感じている症状に蓋をししまう」傾向がある。

全く症状が、表に出ないんです、どんなに最悪の気分であろうと。

毎日起床しては着替え、そして仕事へ行き、何も問題がないかのように振る舞い、周りの人たちと接することができてしまう。

今回は「皆さんのメンタルが病んでいるかどうかを一発で見抜く質問」という事で、あなたは今、実は隠れ鬱になっているんじゃないか?もしくは、今後鬱になっていく可能性があるんじゃないか?

それを見極める術として、使って頂ければと思ってます。この動画は5分以内に終わります。

因みにピエロも実際この質問をやってみたのですが、ピエロはシンプルに「躁鬱」でした。

【00:46】微笑み鬱を診断する方法は意外と古典的

またこの質問実は自分だけでなく、他人にも使えます。この質問をすれば

  • 相手が鬱かどうか?
  • 相手が今後鬱になっていくかどうか?

というのが分かるんです。

実はメンタルヘルスに関するテスト系って凄まじい数があって、かなり有名なので「BECK」は皆さん知ってるかもしれないですが、こういう感じのアンケート形式なんですね。

「現代科学の粋を終結させたハイテクノロジー」でというんじゃなくて、こういう「アンケートの筆記」で、意外と古典的に判断していて。

今回私が話す方法は、そういった「筆記」ではなく「たった一つの質問」です。

【03:19】仮説「潜在的蓄積」自己採点はアンケートに勝る

これが凄いんですが、たった一つの質問で「その人が将来的に鬱になりやすいか、そうじゃないのか?」というのがわかる。

その上非常に精度が高く、たった一つの質問というとてつもなくシンプルな形式のため、研究者の間でも「臨床の場でも使っていいんじゃないか?」と言われているんです。その質問がこれです

今、あなたは自分のメンタルが

良いと思いますか?

それとも悪いと思いますか?

この質問で「将来的に鬱になりやすいのか、そうじゃないのか」と言う事を極めて正確にチェックできる。

【01:43】証明-微笑み鬱の追跡調査

実際に海外の方で行われた最新の研究で、鬱とか鬱の予備軍だと診断された2500人を集めて、その人たちにこう質問をしたんです。

「いまあなたは、自分のメンタルが安定していると思いますか?それとも不安定ですか?」

その質問をして、そこからその2500人を二年間追跡調査したんです。

行ってしまえば「鬱と鬱の予備軍」というメンヘラ2500人が一年後どうなってるか、そしてそれを元に、二年後どうなったのか、というのを調べたのですが

まず一年後

63%の人が「最近はメンタルの調子はいいです」と答え、残りの37%が「まだ、悪い」みたいに答えたと。

これ元々全員「メンヘラです!」と答えていたのが、一年で60%もそうじゃなくなったのは「人間ってやっぱり意外とポジティブな生き物なだな」と思ったんですが、それは別にして―

ここからさらに一年後調査した結果どうなったかというと

さきほど自己採点で「自分のメンタルが良い」と答えた人たちは、悪いと答えた人たちよりも1.3倍ほどメンタルが悪化しなかったんです。

30%メンタルが悪化しなかったんです。

これ何が凄いかって、自分のメンタルが「調子いいです」って答えただけで、特段何の治療も受けていないのに、30%も差が出たという事で―

つまり自己採点してみて「自分の精神的調子が良い」という風に思えるのであれば「治療を受けてようが受けてまいが、その将来的な展望としてメンタルが良い状態になる確率は高い」という、凄い事がわかったんです。

そしてそれは「意外と精神的なことに関しては、自己採点が正しいんじゃないの?」という事を暗に示している。

【03:11】微笑み鬱を乗り越えるのに重要なこと

つまり精神とかメンタルがへこんでいたとしても「自分の自己採点がポジティブにできる」のであれば、その人が将来的にその症状を乗り越える確率っていうのは高い。

故に研究者たちの間でも「これ、臨床で使っていいんじゃないの?」と言われいて、何でかと言うと「鬱とかメンタル系の診断が、結局アンケートで何を判断してるか?」って、今の自分の状況を見て判断してるんですね。

ただ、自己採点の場合は「今の自分の状況」だけではなく、「それを作り出した過程の人達」家族とか、友達とか、仕事とか―色んな思惑がその自己採点の中に入ってくるんです。

つまり「自己採点の方がアンケート用紙よりパーソナルデータをより多く組み込めるんで、精度が研ぎ澄まされているんじゃないか?」と言うことです。

これはまだ仮説の段階ですが「メンタルヘルスは自己評価で誘導できるんじゃないのか?」っていうのは私は昔から結構言っていて、最近でいえば斎藤一人さんの「振動数」を取り扱ったとき、この動画で

「成功者は皆、振動数が高い」

という話をしましたが(まだ見てない方は概要欄から見て下さい。)何故私がこの話は本物だ、と思ったかというと

「振動数は明るい言葉を話せばあがり、早い乗り物に乗れば上がる」と一人さんがおしゃっていたことに「そりゃそうだと」深く腑に落ちたからです。

つまり「振動数の理論は、精神的なこと」というのは、物理的に操る事ができる。という発想を前提とした理論なんです。

「明るい言葉を話せば」とか「早いものに乗れば」とか、そういった物理的行動で「振動数」は変化し、精神的な部分にも影響が出て、それが未来の結果を左右する。

【04:52】潜在的蓄積と将来

今回の実験で「最近調子いいです」と答えた人たちが、本当に調子が良くなったように、そういうプラシーボ的な、目に見えない「潜在的蓄積」というのが確実にある。

普段からマイナスを避け、プラスの事を言っているという「潜在的蓄積」が、私たちの将来的展望を、左右している。


参考:微笑み鬱は正式な医学用語ではない

代表的なところでは、ハイジ・マッケンジー博士(米ペンシルベニア州ピッツバーグ/臨床心理士)が「うつ病と笑顔は共存し得る」と述べている。

アメリカ精神医学会から発行されている精神障害の診断・統計マニュアル第5版(DSM-5)には「smiling depression」という言葉は出てこない。

アメリカでは主に「高機能型境界性パーソナリティ障害(High Functional Depression)」や「持続性抑うつ障害(PDD)」の別名として用いられる。

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