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にわか層を軽んじると消える
業界に限らず、あらゆる場所で趣味が多様化している今は「にわか層」こそが最も大事な客層で、反対に重視しなくても勝手に楽しみを見出して離れることがなく分母が小さい「玄人層」は必要以上に注視する必要はないと言われています。
商売的なことに限らず、そのジャンルそのものは結局は「にわか層」に支えられているので、そこを軽んじちゃうとやっぱりそのジャンルというのは消えていくんですね。
一回有名になった人たちってほとんど消えていっちゃうじゃないですか?あれは目的が達成されたことと同時に、ニワカからの攻撃に嫌気がさして「自分を理解してくれる人たち」だけがいるクローズドコミュニティに行くからなんです。
基本的に「にわか層」は「遊ぶ楽しさ」でジャンルにかかわり、玄人層は「知る楽しさ」でジャンルにかかわるので、お金を落とすのは「前者」なんですね。
映画なんかも、玄人層は「分析」して楽しみ、にわか層は「アトラクション」として映画に行っている。「経済の血液は金」といいますが、ジャンルの血液は金を落とす人なので、衰退を防ぐならターゲットは明確だと思います。
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