Summary
この動画は4月11日に作成したものです。
今後の大阪の動きに注目ですね
Transcription
ネットカフェ難民。これまで過ごしてきた寮や住居を追い出され、インターネットカフェや漫画喫茶などをホテル代わりにする事で夜を明かし、主に日雇い労働で生活を維持している人たちの事を指す。
今このネットカフェ難民の人達にウイルスの影響が及んでいます。
どうも、こんばんは。ピエロです。
先日11日、ネットカフェ難民の方々が一人残らず路上に追い出されました。
ウイルスの影響による店舗休業の為です。
それを受け今回は、ウイルスの影響で追い出された人達は、今後どう動けばいいのか。誰を頼ればいいのか。そして、そもそもネットカフェ難民とは、どういった境遇の人たちなのか。いよいよここまで来たか、という感じですね。
【0:44】ネットカフェ難民「実態」
ネットカフェ難民 実態
ネットカフェとは人間一人が、かろうじて身を置けるスペースを、引き戸で簡単に仕切った空間を言い、ホテル代わりに破格の安さで眠れる場所ということで、2006年頃から比較的若い貧困層が集中して、そこに暮らすようになった。それが現在、ネットカフェ難民と呼ばれています。その人数は、東京3100人、大阪3700人、福岡960人と都内、大阪が圧倒的に多く、年齢層は
20代 12.3%
30代 38.6%
50代 28.9%
30代続いて50代がその多くを占め、男女比率は6:4となっています。都内に集中して多くおり、30代50代が中心で、女性の割合も高いのがネットカフェ難民の特徴です。
今現在、3100人。非常に膨大な数のネットカフェ難民の方々が、ウイルスの影響で路上に追い出され、ホームレス状態となっています。試しに夜中、大通りの駅前を歩いてみてください。非常に多くの人が段ボールを引いて寝ている姿が見れると思います。
そしてこれは東京に限らず、今後、緊急事態宣言の出されている大阪ひいては皆さんの住んでいる地域も対象となり、大量の路上生活者を出すでしょう。その多くは30代です。
この事実を皆さんは今、知っておいた方がいいのと、もし当事者であるなら今後どう動けばいいのか、お話ししようと思います。
【2:17】お金を借りる方法「緊急小口資金貸付」
お金を借りる方法 緊急小口資金貸付
いま福祉事務所に行けば緊急小口資金貸付という制度を受けられます。単身であれば直ぐに、月15万を受け取れるそうですが、ある方によっては場合によっては、もっと給付額が上がるという事なので、下のリンクから詳しいことは確認してみてください。
しかしピエロの予想では対応窓口が福祉事務所という事なので、たぶん手続きがかなりややこしいと思います。
その為まずはコールセンターを利用して、自分が受け取れるのか確認してみて欲しいです。
【2:52】助けになる「NPO団体」
頼りになる NPO団体
また路上生活者に対応するNPO団体も東京、大阪数多くいます。東京はTOKYOチャレンジネット、東京アンブレラ基金。大阪はHomedoor、大阪希望館などといった団体は、非常に頼れる存在かつ衣食住を用意してくれたり、一緒に窓口で対応してもらったり、今後具体的にどう動けばいいか、きっと教えてくれるはずです。
下にリンクを張っておくので、困ったときは電話をしてみてください。
かなり助けになると思います。
【3:25】伝えたいこと「ネットカフェの重要な役割」
ネットカフェは 最後のセーフティネット
今ウイルスの影響で笑えないほど、多くの中小が経営破綻しています。家賃も光熱費もWi-Fi代も払えないほど、生活が追い込まれている人で溢れかえっています。
そういった人たちの最後のセーフティーネットが、ネットカフェや24時間営業の店であり、それがなくなれば、もう路上で生活するしかないのです。つい最近まで寝る場所があって、携帯が使えて食べるものがあって、普通を、普通に暮らしていたのに、ある日から突然、家もない、寝る場所もない、人もいない、そんなところで毎晩夜を明かす事になれば、どうなると思いますか? 死のう、そうなるんです。
いやいや、生活保護を受ければいいじゃないか、そう思う人も多いと思います。
ピエロもそう思います。
自己破産申請をして生活保護を受ければ、再出発できますよね?でも、しないんですよ。
日本では毎年2万人自殺するんです。その多くは50歳60歳。
生活保護を受けるくらいなら、自己破産申請をするくらいなら自殺してやる。
そして本当に自殺するのです。ネットカフェ難民の多くは、そういった事を思いとどまっている、ある種その思想の予備軍とも言えます。
最後にネットカフェ難民3100人、そう聞いて「それほど多くないな」そう思った方、多い事でしょう。勿論、少なすぎます。勿論、氷山の一角に過ぎないです。
なによりも毎年2万人自殺しているという、この大きすぎる数字が
その闇の深さを物語っている。そんな気がするんです。
憲法第25条
生存権
健康で文化的な最低限度の生活を保障する
さてホームレスにその権利はあるのか?
そして多くの貧困をどう救うのか?
勿論、臭いものには蓋をする
大阪も休業要請出ましたね
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▽緊急小口資金貸付について
https://www.mhlw.go.jp/content/120030…
▽NPO等頼れる団体
TOKYOチャレンジネット
https://www.tokyo-challenge.net/
東京アンブレラ基金
大阪希望館
Hoomdoor
https://www.homedoor.org/access/
▽参考にしたデータ
【ホームレス実態調査】
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000004c72-att/2r98520000004ca0.pdf"