Summary
パチンコ業界が衰退している理由は主に3つ。
- イメージの大幅低下
- 規制強化
- 娯楽の多様化
Transcription
【0:00】パチンコ産業の闇
どうも、こんばんは。ピエロです。
今回は日本における巨大な闇。パチンコ産業についてお話しします。
パチンコと言えば、警察の天下り先、メディアのお得意様、海外への資金流出源など、非常に闇が深いことで有名ですよね。
例を挙げればキリがないですが、試しにネットで元官僚の名前を調べればキャリア組の超エリートたちが、パチンコ業界の重役に籍を置いていたり、どれだけ事件を起こしてもパチンコのCMが減らなかったり、毎年何十兆とあがる売り上げが海外資金流出源のリストに上がっていたりと、その闇は我々一般層まで知れ渡り、度々ストライキも起きたが、それでも不動の地位を守り続け、誰の手出しも許さなかった巨大産業・パチンコ。
しかし近年、そのパチンコ業界が、なぜか軒並み衰退しているという事を、皆さんは知っていましたか?
2年前、全国9800店舗あったパチンコ店は、現在9100店舗まで減り、毎年全国300店舗のパチンコ店が廃業。また35年前、3000万人いた遊戯人口も、現在は約940万人。
3分の1まで減少しているんです。
実際、地方のパチンコ屋に行けば、その殆どで閑古鳥が鳴いており、パチンコ業界は今、急速に衰退に向かっているのです。
そういった意味でも、最近多いですよね、古い体制の崩壊。
政治・行政・司法・大企業。確固たるはずだったその体制は、時代の移り変わりに取り残され、次々と崩壊。公の目に晒され、存在していた暗黙のルールは消えた。
そして例外なく、その危機はパチンコ業界にも訪れているのです。
たった10年前まで日本の巨大産業に君臨していたパチンコ。それが今では衰退産業の一つにカウントされている。そこには劇的な時代の変化による、3つの影響があったのです。
イメージの大幅低下、規制強化、娯楽の多様化、それでは見ていきましょう。
【2:02】イメージの大幅低下
イメージの大幅低下
3000万人から940万人、20年間で3分の1。近年急激に、これほどまでパチンコの遊戯人口が減った最も大きな原因が、これでしょう。
ギャンブル依存症。借金をして、職を失って、家族を失って、信頼を失って、それでもパチンコ台にしがみつく依存患者。その依存患者たちを、私たちはよく、メディアを通して目にするようになりました。そこで繰り広げられる悲惨な生活。パチンコ依存症に立ち向かう姿は私たちに感動を与えたのではなく、ある種の恐怖を植え付けました。
その恐怖は急激なイメージダウンへと繋がり、如実に数字に表れました。
またパチンコが原因で、ほったらかされた子供が誘拐されたり、ギャンブルに負けた親が子に暴力をふるったなどパチンコ関連のニュースも度々目にし、世間からのイメージは最悪に。
【3:00】規制強化
規制強化
そして最大の顧客であった依存患者にも異変が訪れたのです。常連客がある日突然、お店に来なくなったのです。何故か?お金が底をついたのです。
依存患者の多くは本来、金銭感覚がマヒし、お金などは紙切れでしかなく、所持金が底をついたとしても、借りれるところなら、どこからでも借りてくる。
しかし、それが物理的に出来なくなったのです。
近年法改正による規制強化により、消費者金融などで容易に借金が出来なくなり、パチンコに行きたくても行けなくなったのです。
【3:37】娯楽の多様化
娯楽の多様化
そしてパチンコ業界のイメージ低下、規制強化を嘲笑うかのように発展する娯楽。スマホを開けば一生かかっても遊びつくせないほどのアプリがあり、また毎日開発リリースされる。そう、スマホを開けば無料で依存できるので、パチンコにお金を払ってまで依存する理由がなくなったのです。
一時は約30兆円までに上ったドル箱産業も、現在は20兆まで激減。遊戯人口も3分の1まで激減。ギャンブル依存症によるイメージ低下と借金の規制、スマホアプリなどの娯楽の多様化も重なり、常連客共に新規顧客は衰退の一歩を辿っている。
今後このスピードは急激に加速するでしょう。
カジノが救いのなるのか?
ピエロはコメント欄を毎回よく見ているので、もし取り扱ってほしいネタがあれば教えてください。
2日に1回更新しているので、希望にはすぐに添えるかと思います。
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