【00:00】ピエロの人との接し方
「許そうよ、君もいっぱい許された」
ピエロって今「自分に優しくて、人にめっちゃ厳しい」んですが、でも一時期は「自分も許さないし、だから人も許さない」みたいな、そういう人との接し方をしてたんですね。
とにかく大した事ないのに完璧主義で、それがやっぱ周りの人も苦しめていた。でも自分の人生振り返ると、ピエロに何かを教えてくれた人ってみんな優しかったんです。
ピエロって本当に社会不適合者で、遅刻もするし、約束も破るし、本当に何かやるときはグレーゾーンみたいな―今はそういうことってほんとに無くなったなって思うんですが、やっぱ当時は本当に学生のノリみたいな感じでビジネスをしていて
そのときに、そういう自分の失敗を全部被っていた人がいたんですが、その人を「そうまさん」とすると、そうまさんに一度も怒られたことってなかったんですね。「おいおい」って笑って許してくれて「こうしたほうがいいよ」って色んなことを教えてくれました。
その後ピエロは自分一人でビジネスするようになるんですが、やっぱ人のビジネスじゃなくて自分のビジネスじゃないですか。だから本当にガチになるんですね。
特に最初のときっていうのは本当に何も結果が出てないからこそ視野が狭いですし、視野が狭いからこそ結果へのガチ度も上がって―そのとき自分のビジネスに関わってくれた人はみんな傷つけたんじゃないかなっておもいますね。
やっぱり「許さなかった」んですね。微妙なずれとか、ニュアンスの違いとか、まぁ後でわかればいいやとか、ちょっと待ってみるか―みたいなそういうのを一切許せなかった…感じですよね。
【01:37】気付き
やっぱり結果が出てないからこそ、正解を知らないからこそ「完璧じゃないと結果って出ない」と思ってたんです。ほんとにとにかく完璧主義で「こんなんじゃ結果はでない」って自分にも求めて、同様に人にも人一倍求めてた。そこに「許しはなかった」ですね。
そういうことをしてきっちり人も離れて行って、でも独りでずっとやってました。月日が経って、結果が出て、そして余裕が出てきた時期にあるとき気付いたんですね。
「あのときのそうまさんと、自分が同じ年齢になったな」って。そして色々自分を振り返るようになって―嫌でも気づきますよね。
「自分はいっぱい許されてきたのに、人を許すことが全然できてなかったな」って。今そういうことをずっと意識してて、最近ちょっとずつできるようになってきたんじゃないかなって思ってます。
自分がもし誰かに「許されてきたな」って、そう思う経験があるなら、そのときを一回深く思い出してみるのってすごく大切だと思います。そのときの自分ってふざけてたりするんで、今自分の目の前にそういう人がいたら、そういうのも許していってみていいんじゃないかなって…よく思います。
実際ショート動画の方で具体的なテクニックの話をよくしているので、是非見てみてください。
【02:56】「許し」についての言葉
最後にネットでたまたま見た、許しについて話している偉人の言葉を紹介しようと思います。精神科医の方の言葉です。
私が尊敬して仰ぎ見るよう な本当に偉大な人々は、それこそ私を批判するだけの権利を十分にもっているのに、 決まって寛容で、私の努力の至らない部分を見逃してくれ、いつもその裏に何か「肯定的」なものを見ようとしてくれた。
(V・フランクル)ヴィクトール・フランクル
凄い人ほど常に私を許してくれ、凄い人ほど私の行動の裏にある肯定的なところを見付けてくれた。
次は柳本昭子さんの言葉です。
許そうよ、君もいっぱい許された
許せないくらい腹が立っていたときに先生からそう言われて、 自分も人にたくさん許されてきたことに気付きました。