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世の中は実力主義になんてなってない
ある本で「出世する人の特徴」として「本当に実力があるタイプ」と「錯覚資産を保有するタイプ」の2種類の人間がいると話していました。
ここで言う「実力」とはその本命の仕事においての本命の力で、それは錯覚資産を持つ人たちには備わっていないが、「錯覚資産」を持つ人たちは
例えば学歴やフォロワー、身だしなみやコミュ力など―いわば本命とはズレているが、「凄いと錯覚しやすい資産」を多く保有しており、この錯覚資産持つ人達が数年後には実力においても実力タイプを追い抜くと。
なぜなら錯覚タイプは能力を高く「魅せる」ことに優れており、それが成長機会を持ってきて実際にそれをクリアし、実績を積み上げていくから、「圧倒的数をこなせる錯覚資産タイプ」が実力においても上へ行く可能性が高くなる。
ということで、これは人を騙してるとかそういうことじゃなくて、本当に社会はそうなってるんですね。この世界は均一が真実なのではなく、歪んでいることが真実なのです。
この歪みに適応していく柔軟さが、潔癖である自分の殻を破っていく過程が、一つ生きやすさに繋がってるということはあるんじゃないでしょうか。
ひとこと
