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リアルよりリアリティーが求められている
さっきTwitterを見てて「ああ分かるな」ってツイートがあったんですが―
学生の頃、課題で粘土で自分の手を作ったとき、先生から「リアリティが無い」と酷評された。
「人の指というのはこんなに先端が真円ではないし、これは漫画の手だ。」
そして講師が俺の手を見て続ける
「ちょwめっちゃ綺麗に真ん丸wwwでもこれ採点する側は見ないから嘘でも一般的な"手"の形にしたほうがいいよ。入試で落ちるよ。」と
SNSで「再現度」の話を見るたびにいつもその事を思い出す。世の中「リアル」より「リアリティ」を求められることの方が多い。
これホントによく分かるんですが、普段話すときとか、映像用いるときって基本「リアルの実体験」を使いたいんでが、じゃあ「本当のリアルって何か?」って話なんですよ。
ピエロは事業をしてますが、事業の話してもそれは「ピエロにとってもの凄いリアル」だけど、例えば「母親にそれを話しても、何も伝わらない」わけなんです。
なぜなら「リアリティー」が無いからなんですよ。事業の話が共通体験にない。
だから母親の「皆の共通体験」の部分まで、自分の話を落として
伝えるっていう―ここがリアリティー。相手が理解できるリアルがリアリティーなんです。