【00:00】敵対してくるアンチの対応
この動画を見れば、アンチ対応の仕方がわかります。正論を言っても理解されない「あの理由」を解説をしました。
どうもこんばんは、ピエロです。今回は、成功者が何故アンチ対応をしないのか?正論を言えば言うほど、敵対心を剥き出してくる「敵意帰属バイアス」について、話していこうと思います。
当時ピエロが学生時代、ボランティアをしていたときの話です。迷惑がかかるのであまり詳細は話せませんが、当時「地域活性化」と題して、ある田舎町の限界集落を救おうとピエロを含めた「学生」数百人と「地域」の方「行政」の方と協力して活動したことがあったんです。
ちょうどそのときピエロは、ボランティアと同時に別でビジネスをしていました。
【00:31】敵意帰属バイアス「初めての経験」
学生と地域の人たち、そして行政の若い職員が集まって会議をしているなか行政職員の方が
やはり地域を盛り上げる為には宣伝活動が必要だ。
と言って
「都市に出て、そこでビラ配りや宣伝活動をしよう。」となり、その案が決まりかけたんです―しかしその瞬間ピエロは
ビラ配りを、何故するんですか?
と反論したんです。
なぜSNSで情報発信をしないのか?なぜわざわざ都市に出て、拡声器で地域の宣伝活動をするのか?意味が分からない。
と職員の方と言い争いになったんです。今思えばピエロは「根拠のない自信」に包まれたもの凄く痛い奴だったので、当時の記憶は「黒歴史」として鮮明に覚えています。
学生が100人もいる。拡声器を持って駅前で呼びかければ、人はきっと来る。
と職員の方が言えば
たとえ呼びかけて万が一人が来たとしても、それは一過性だから絶対に続かない。
などとピエロは反論し
SNSで発信しても、人が来る見込みはないじゃないか!
と職員の方が仰れば
今SNSでの広告宣伝は世の中主流で、ビラ配りなんかしている企業はいない!
などとピエロは反論しました。完全に言い争いだったのですが、一番強烈にインパクトがあったのは
お前は学生だろう?ボランティアをしに来ているんだろう?ビジネスの話なんかするな!
と言われ、一瞬で怒りが引き、我に返ったことです。
思い出話で申し訳ないですが、あの瞬間我に返り聞こえた、地域の方や先輩方のすすり泣く声は、目も当てられない程ひどい状況でした。ごめんなさい。
【01:54】敵意帰属バイアス「正論はまず通らない」
しかしどうでしょう。ビジネスをされている方々から見て―当時のこのピエロも勿論まともに「話し合い」が出来ていないので能力がないことは明らかですが「言っていること自体」は特段間違っていないですよね?
学生100人でビラ配りをする、嫌々と。駅前でそんなビラを配っても捨てるだけだし、学生から渡された地域応援のビラなどは、面倒くさいに決まっている。
拡声器で演説などしても、通勤前のサラリーマンにとってストレスでしかない。万が一それで人が、フェリーで1時間半かけてこの田舎にきても、観光する場所がない。
これらは、正論というのか?当たり前のことレベルの話ですが、言えば言うほど職員の方の語尾は荒くなり、目は血走りました。勿論ピエロの語尾も、荒かったでしょう。
がしかし「口」は悪くても「理論」は間違っていないんです。しかし正論を言えば言うほど、相手の「アンチ心理」は、増幅していった。
「それはこうだから、こう違う」と話しを進めれば進めるほど、本題とは全く別の反論が返ってくるんです。「他の学生の努力を馬鹿にするな!地域を馬鹿にしているのか!」と「いやいや、そんな事は一言も言っていない!何だこれは?!」と。
これが一度は皆さんも経験した事がある「敵意帰属バイアス」です。敵意帰属バイアスとは「他人のあらゆる自分に向けられている行為が、攻撃されているように感じてしまう」ことで
例えばYouTubeのコメント欄で「それは違うと思います」という書き込みを見て、あなたが「こういう意見もあるよね」と別意見を書き込んだら、それを反対意見と捉え「敵意」を向けてくる
いわゆる「認知の歪み」です。願望、恐怖、先入観、直観などによって、合理的判断が歪められることで
【03:29】願望
この行政職員の方の場合「ボランティアの方にはこうしてもらおう」と事前にやることを決めていた。それは他行政職員と話し合った結果の「最善策」だった。
【03:39】恐怖
それを発表すればOKされると思った、が反対された。しかも一つ一つの策を、全て何かと理由をつけて否定してくる。
こいつは、俺の敵だ。
【03:51】先入観
「学生の癖に、社会経験が無い癖に、大層な事を発言するな!学生の意見なんかより、大人が頑張って考えた案の方が正しいに決まっている!」などという思い込みで認知が歪み
「ビラ配りよりSNSの方が効果がある、拡声器で演説しても意味がない」などという意見は、意見としては伝わらず「俺を否定している」という錯覚を助長するだけ。
「地域を馬鹿にするな!」「学生が今からしようとするビラ配りの努力を馬鹿にするな!」というように、話がすり替わっていくんです。
この敵意帰属バイアスの状態になれば、もう説明をどれだけしても一切通用しないし、すればするほどかえって自分に対する敵意が増幅するだけです。
相手からすれば説明されるほど「お前は間違っている、お前は理解ができていない」というように聞こえ、認知が歪んだ反応をしだす。
ゆえに敵意帰属バイアスの発動した相手への「対処法」は
- それ以上触れない
- それ以上相手に敵意を作るきっかけを与えない
ことです。敵意帰属バイアスは「認知の歪み」からきており、この認知の歪みは「己の劣等感」からきています。故に己の劣等感を抱え続けている限り、またこの事態を再現してきます。
この敵意帰属バイアスを持つ人は、アンチ活動している人に多く、このボランティアの思い出も、TikTokのアンチコメントで思い出しました。
ネット上でこういった人は多く見受けられ、敵意帰属バイアスが発動した人には「発動しているよ」と教えてあげて下さい。また、もし自分の周りにそういった人がいるなら、わざと負けてあげて下さい。
またその状態から救い出したい人がいるなら、冷静になったときこの事実を教えてあげて下さい。
- 問題は「劣等感」
- 解決策は「自信をつけること」です
自信からくる余裕が、相手の反論を受け止めるだけの器を作ります。
【05:30】結論
多くの成功者がアンチ対応をしないのは「敵意帰属バイアスが増幅するだけだから」でした。