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【知っておこう】人間には正論が通用しない瞬間がある「敵意帰属バイアス」:才能の言語化#4

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【00:00】敵対してくるアンチの対応

この動画を見れば、アンチ対応の仕方がわかります。

正論を言っても理解されない、あの理由を解説をしました。

どうもこんばんは、ピエロです。

今回は、成功者が何故アンチ対応をしないのか?

正論を言えば言うほど、敵対心を剥き出してくる

「敵意帰属バイアス」について、話していこうと思います。

当時ピエロが学生時代、ボランティアをしていたときの話です。

迷惑がかかるのであまり詳細は話せませんが、当時「地域活性化」と題して、ある田舎町の限界集落を救おうと

ピエロを含めた学生数百人と、地域の方、行政の方と協力して、活動したことがあったんです。

ちょうどそのときピエロは、ボランティアと同時に、別でビジネスをしていました。

【00:31】敵意帰属バイアス「初めての経験」

学生と地域の人たち、そして行政の若い職員が集まって会議をしているなか、行政職員の方が

「やはり地域を盛り上げる為には宣伝活動が必要だ」と言って

「都市に出て、そこでビラ配りや宣伝活動をしよう」となり、その案が決まりかけたんです。

しかしその瞬間ピエロは「ビラ配りを、何故するんですか?」と反論したんです。

「何故SNSで情報発信をしないのか?何故わざわざ都市に出て、拡声器で地域の宣伝活動をするのか?意味がわからない」と、職員の方と言い争いになったんです。

今思えばピエロは「根拠のない自信に包まれた、もの凄く痛い奴」だったので、当時の記憶は黒歴史として鮮明に覚えています。

「学生が100人もいる、拡声器を持って駅前で呼びかければ、人はきっと来る」と職員の方が言えば

「たとえ呼びかけて万が一人が来たとしても、それは一過性だから絶対に続かない」などとピエロは反論し

「SNSで発信しても、人が来る見込みはないじゃないか」と職員の方が仰れば

「今SNSでの広告宣伝は世の中主流で、ビラ配りなんかしている企業はいない」などとピエロは反論しました。

完全に言い争いだったのですが、一番強烈にインパクトがあったのは

「お前は学生だろう?ボランティアをしに来ているんだろう?ビジネスの話なんかするな!」

と言われ、一瞬で怒りが引き、我に返った事です

思い出話で申し訳ないですが、あの瞬間我に返り聞こえた、地域の方や先輩方のすすり泣く声は、目も当てられない程ひどい状況でした。

ごめんなさい。

【01:54】敵意帰属バイアス「正論はまず通らない」

しかし、どうでしょう

ビジネスをされている方々から見て、当時のこのピエロも

―勿論まともに話し合いが出来ていないので、能力がないことは明らかですが、言っていること自体は特段間違っていないですよね?

学生100人でビラ配りをする、嫌々と。

駅前でそんなビラを配っても捨てるだけだし、学生から渡された地域応援のビラなどは、面倒くさいに決まっている。

拡声器で演説などしても、通勤前のサラリーマンにとってストレスでしかない。

万が一それで人が、フェリーで1時間半かけてこの田舎にきても、観光する場所がない。

これらは、正論というのか?

当たり前のことレベルの話ですが、言えば言うほど職員の方の語尾は荒くなり、目は血走りました。

勿論ピエロの語尾も、荒かったでしょう。

がしかし、口は悪くても、理論は間違っていないんです。

しかし正論を言えば言うほど、相手の「アンチ心理」は、増幅していった。

「それはこうだから、こう違う」と話しを進めれば進めるほど、本題とは全く別の反論が返ってくるんです。

「他の学生の努力を馬鹿にするな!地域を馬鹿にしているのか!」と

「いやいや、そんな事は一言も言っていない!何だこれは?!」と

これが一度は皆さんも経験した事がある

敵意帰属バイアス、です。

敵意帰属バイアスとは「他人のあらゆる自分に向けられている行為が、攻撃されているように感じてしまう」ことで、例えばYouTubeのコメント欄で

「それは違うと思います」という書き込みを見て、あなたが

「こういう意見もあるよね」と別意見を書き込んだら

それを反対意見と捉え、敵意を向けてくる

―いわゆる、認知の歪みです。

願望、恐怖、先入観、直観などによって、合理的判断が歪められることで、この行政職員の方の場合―

【03:29】願望

「ボランティアの方にはこうしてもらおう」と事前にやることを決めていた。

それは他行政職員と話し合った結果の、最善策だった。

【03:39】恐怖

それを発表すればOKされると思った、が反対された。

しかも一つ一つの策を、全て何かと理由をつけて否定してくる。

―こいつは、俺の敵だ。

【03:51】先入観

「学生の癖に、社会経験が無い癖に、大層な事を発言するな!学生の意見なんかより、大人が頑張って考えた案の方が正しいに決まっている!」

などという思い込みで認知が歪み

「ビラ配りよりSNSの方が効果がある、拡声器で演説しても意味がない」

などという意見は、意見としては伝わらず

「俺を否定している」という錯覚を助長するだけ。

「地域を馬鹿にするな!学生が今からしようとするビラ配りの努力を馬鹿にするな!」というように、話がすり替わっていくんです。

この敵意帰属バイアスの状態になれば、もう説明をどれだけしても一切通用しないし、すればするほどかえって自分に対する敵意が増幅するだけです。

相手からすれば説明されるほど「お前は間違っている、お前は理解ができていない」というように聞こえ、認知が歪んだ反応をしだす。

故に敵意帰属バイアスの発動した相手への対処法は

  • それ以上触れない
  • それ以上相手に敵意を作るきっかけを与えない

ことです。

敵意帰属バイアスは、認知の歪みからきており

この認知の歪みは、己の劣等感からきています。

故に己の劣等感を抱え続けている限り、またこの事態を再現してきます。

この敵意帰属バイアスを持つ人は、アンチ活動している人に多く、このボランティアの思い出も、TikTokのアンチコメントで思い出しました。

ネット上でこういった人は多く見受けられ、敵意帰属バイアスが発動した人には

「発動しているよ」と教えてあげて下さい。

また、もし自分の周りにそういった人がいるなら

わざと、負けてあげて下さい。

またその状態から救い出したい人がいるなら

冷静になったとき、この事実を教えてあげて下さい。

問題は、劣等感

解決策は、自信をつけることです

自信からくる余裕が、相手の反論を受け止めるだけの器を作ります。

結論

多くの成功者がアンチ対応をしないのは

敵意帰属バイアスが増幅するだけだから、でした。

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