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産業革命が起こる前は労働時間が現代よりもずっと短かった
18世紀に起こった「産業革命」によって、工場や機械など生産手段を保有する資本家が労働者を雇って資本を得るという「資本主義経済」が生まれましたが
実は今の資本主義経済が生まれる前―産業革命以前は、一般的な労働時間が現代よりも短かった。
とジュリエット・ショア氏が説明しています。
13世紀イギリスの農民の労働時間は、平均して年「1620時間※」だったとのことで―また14世紀後半、農民の賃金が高騰したときには多くの労働者が毎日働くことを拒否し、必要な日数だけしか仕事をしなかったと言われ、フランスでは約180日―つまり「年の半分」が休みだったと言われています。
※1620時間/年÷8時間/日=202.5日/年
202.5日÷12ヵ月=16.9日/月
資本主義経済が生まれる以前の昔の人たちは「夜明けから夜遅くまで絶え間なく働いていた」というイメージが抱かれがちですが
このイメージは現代の作業パターンを逆投影したもので、真実ではありません。
「労働の本質」とは何か?様々な角度から見ていこうと思います。ぜひ見逃さないように、チャンネル登録だけお忘れなく。