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うつ病が2型糖尿病の直接的原因である事が判明
今までの研究では「うつ病」と「2型糖尿病」に共通した症状があることは分かっていましたが、今回の研究でうつ病と2型糖尿病に「直接的因果関係」があることが分かりました。
イギリス・サリー大学の研究で、2型糖尿病患者1万9300人と、うつ病だと自己申告した人15万3000人の記録を抽出し、うつ病や2型糖尿病になった人が、もう一方の症状を発症するリスクを分析しました。
その結果「うつ病を発症すると、2型糖尿病の発症リスクを高める直接的な原因になる」ことが初めて判明したんです。うつ病による「ストレスホルモンの増加」が糖尿病の原因である「インスリンの抵抗性を悪化」させたんです。
ただ逆パターンはまだ分かっていません。今うつ病患者の方は日本に沢山いますが、その全員が「2型糖尿病を発症するリスク」を抱えているので、もし長く鬱を抱えている方はぜひ一度「検診」に行ってみてください。
ひとこと
