Summary
この動画を見れば、上辺の生き方への抵抗が生まれます。
Transcription
【00:00】序言
どうもこんばんは、ピエロです。
今回は数値化できない事象、本気度は見えるというお話です。
【00:04】滲み出るオーラ
以前、ある営業団体に属していた事があり、その組織は毎月契約件数の多さで順位を争っていたのですが、ある月そこで、私の知り合いが一位になりました。
1カ月で33件の契約をしたんです。
平均的な人が4件なので、これは通常の7倍以上の結果で、歴代一位の記録をダントツで更新しました。
その事実は、月末に開催されるパーティーのTOP5の発表でわかったのですが、5人が壇上に並んだその瞬間、結果発表前に誰が一位か一瞬で分かったんです。
何か血の匂いがしたんです。
この1カ月間どれだけやってきたか、おまえらとは違うというオーラが彼からにじみ出ていたんです。
大人の皆さんは、経験した事があるのではないでしょうか。
昔はよく一緒につるんでいたのに少し見ない間に成長しすぎて、近寄りがたい存在になった。
その感覚がたった1カ月間で目の前で起きたんです。
【00:53】「念」は全ての動きを止め、吸い込む
まず先に伝えておきますが、私はスピリチュアルと言った類にあまり興味はありません。
ただ、ライブに行った事のある多くの人はこの経験をした事があると思うんです。
その場で立ち止まって動けなくなった。
ライブがスタートした次の瞬間、そのライブの空気感に一瞬でのまれる。
それは歌手の顔が良いとか悪いとか、歌がうまいとかうまくないとかではなく、その中心にいる人間に吸い込まれるように目が行くんです。
そこからは、念の類が伝わってくる。
YouTubeで、有名な方のライブが上がっているのでこの感覚がわからない方は一度見てみてください。
【01:25】「念」が込められた作品たち
また美術館もその典型です。美術館によく通われる方はわかると思いますが、時々立ち止まって動けなくなる作品。
なんだこの作品はというのがあるんです。
ゴッホ、ピカソ。
一般人からすればこれらの絵は、「上手いんだろうけど上手いと思えない」という感想が一般的だと思いますが、見れば見るほど線一本一本が目につきだすんです。
そして思いが運ぶ。どんな風に、どんな場所で、どんな生活を送ってこの作品を書いていたのか。
その瞬間、金縛りに遭っている感覚と同様の事がそこで起きる。
それは作品に込められた、作家の念の類が透けて見えているのではないでしょうか?
それが人をくぎづけにしている。
【02:03】「念」はあるか?
なぜか企画が通らない。なぜか後一歩が通用しない。
「念が入っていない。」
話し方は上手い。顔はいい。けど、何かが足りない。
「念が足りていない。」
同じ営業の文を読んでいるのにあいつは通用して、自分は通用しない。
「念がこもっていないから。」
そこにかける思いのなさが、この位でいいかという甘えが、隠しきれず相手に透けて見えている。
大企業の就活の面接では、能力はそれ程高くないのに、素直で明るい人が選ばれる傾向が高いです。
なぜか?見えるんです。その人がするプレゼンから、そこにかけた時間やそこにかけた愛情が見えるんです。
例えそれが言葉足らずでも面接官からすれば、この人と一緒に仕事をしたい。
この人にならいろいろ教えたいという、未来が見える。だから採用するんです。
面接官は、あなたが今から受けに行こうとしている会社ですでに10年15年と、ほとんど毎日仕事をしているその道のプロです。
酸いも甘いも全て知っている。辞めていった人の数も、受けた理不尽の数も、そんな全てを知り尽くした人間が聞いている。
「ここでおまえはやっていけるのか?」
どれだけ表面を繕っても、一度喋りだせば費やした時間は筒抜けで、片手間でやっていた事はすぐにバレる。
【03:10】本物のオーラ
僧侶の方も金のためにやっている人と、人のためにやっている人では全く態度が違うように。
また有名な事ですが書店員さんは売れる本は読まなくても表紙を見れば大体わかるという。
オーラが違うんだそうです。何千冊、何万冊見てきた人はわかる。
その匂いでヒットするかどうかが。
【03:29】「ごまかし」は効かない
自分がモノを売ったり、自分がモノを広めたりするなら、最後の最後まで絶対に手を抜いてはいけない。
かけた思いは伝わるし、サボった弱さは見透かされる。
相手がプロであればあるほど、ごまかしなど絶対に効かない。全て見えている。
【03:43】コメント欄から見る、承認欲求の「悪念」
身近で言えばコメント欄。
わざと難しい語句を使って、動画の内容と反対の意見を確立する人がいるが、全てが透けて見えている。
その難しい専門用語、使えば使うほど相手に理解を求めたいのではなく、自分の威厳を誇示したい事が透けて見えるし
その専門用語の羅列は、つなげればつなげるほど文脈崩壊を起こし、見たこともない説明文になっている。動画の内容などどうでもいい。
全ては動画投稿者を否定するため、とにかくこの喋っているやつに嫌な思いをさせたいという念が、その専門用語だらけの子供だましの文からにじみ出ている。
【04:18】その道のプロはその上辺を全部見透かしている
何が言いたいかというと、結構現実はシビアで、大体これくらいでいいかと、ぱっと見きれいに整っていて周りと比べても遜色がない。
普通の人が見ても区別がつかない。だから良い、じゃない。その道の人にはそこにかけた思いはばれている。
その瞬間、こういう仕事をするんだねと思われれば一気に信用は落ちる。二度目はもうない。二度目があるのは本気で取り組んだ、残すは技術だけという人。
多くの人は先に技術ばかりを求め、中身が何も伴っていない。
確かに偽物でもやっていける期間はある。あるけどその先でその過ごしてきた期間を、完全否定してくる壁に必ずぶつかる。
その壁を越えなきゃ上には行けない。
その時が本物にならなきゃいけない時。
そこで上辺だけじゃ通用しないと言われ、みんな辞めていく。もう一度0から学ぶことをみんな放棄する。
そこでやるかやらないかが分岐点。
偽物の期間はずっとつらい。でも、本物になれば一気に楽になる。
さぼったかどうかは相手にも自分にもバレている。