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ただ聞いてほしいだけ..

そんな人に見えないという罠

「誰かに酷い事を言われた」という話を聞くことがあります。「あの人にこんなこと言われてさー」みたいな。

「(あの人がそんなこと言うか...?良い人だったけどな)」と思う事もあるんですが、それはたまたま自分がその人に「なめられていなかった」、「軽んじられていなかった」だけだったりもするんです。

だから「えーそんな人じゃ無いと思ったけどな」という発言は、一旦保留した方が良いです。これは友達レベルでもそうですが、自分が強い立場になればなるほど、そういういざこざってかなり見えなくなるんです。

相談されたとき「そんなことないよ」と片付けると相手を傷つけるだけなので、自分の見解を脇において、相手の話を聞くだけ聞いてあげてみて下さい。

基本こういった人間関係の問題は「解決不能」に見えがちなのですが、シンプルに「聞いてあげる」というだけで相手にとっては「知っていてくれる仲間(理解者)が増えた」という痛み分けができるので

奇妙な事に「何かが解決したかのような大きな安心感」が生まれるのです。(脳の容量が軽くなる)

自分が一年前に抱えていた問題を思い出せないように、ただ聞くだけでも(理解者になるだけでも)十分に意味があるのです。

ひとこと

解決不能な問題に直面したとき、多くの場合その問題は「時間」が解決する。

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