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【00:00】その先に未来はあるのか?
あなたは今自分がやっている副業、本業、何でもいいです「今自分が一番時間を割いて取り組んでいるその物事の先に未来があるのか」って本当に分かって取り組んでいますか?
恐らくこのチャンネルを見ている皆さんは、人とは違うモノを得たいという意識が非常に高い、頭が良い人達だと思うんです。
だから一つだけ皆さんに警告しておくと、今あなたがやっているその仕事。その仕事が資本にならないなら、あなたはいずれその仕事を辞めます。
私は学生時代に派遣の工場でバイトをしていました。「才能の言語化#15プロの道」という動画でも少し触れましたが、派遣工場でのバイトが日本のカースト制度を私に見せたのです。
深夜から朝方まで、ひたすらピッキングをする仕事でした。そこで何のために生きているのかを考え続けさせられた。
やったことがある方は分かるかもしれませんが、4時間、5時間、6時間…と同じことをし続け、その間動いているのは眼球と手だけ。
永遠と同じことをやり続ける、そうなると頭が本当にバグり出すんです。人権を否定されているかのような、尋常じゃない精神的苦痛を感じる。
「自分は何のために生きているのか?自分は一体今何をしているのか?」そういうことを考え続けさせられたのです。
その時ふと顔を上げると、そこにいる人達は皆私と同じ事をしているが、そこにいる人達は、皆私より遥かに年上だったんです。
強く思いました「お前たちは何をしているんだ?」と。そしたら急に喉が渇いてきて全身の血の気が引いたんです「自分も将来こうなるんじゃないか」って。
どこかに道を作らなきゃヤバいと痛感し、自分を変える道はないのかと焦った。
次の日学校に行けば、もちろんいつも通りの日常でしたが、心の中は全く違いました。授業を受けながら笑っている人達の顔を見ながら「このままいったらヤバい」それだけがあった。
この時何を強く誓ったか?「未来がない仕事は、絶対にしない」ことを誓った。
それから行動を起こして、様々な経験をし、短期的な鞘を抜くことも何十回とやり、迷走して、間違っているんじゃないかと、自分のやる事を何度も訂正し、削ってきた。
その結果、なお今も続けていることって片手で数えるだけ残りましたが、それぞれが全く別分野のモノです。もしそこに共通点があるとしたら、それらの共通点は「資本的であること」それ以外に共通点はないです。
ネットビジネス一つとっても、アフィリエイト、バイナリー、転売、情報商材…ありとあらゆる種類のネットビジネスに手を出して、今一つも続けていないです。
もしネットビジネスでお金を稼ぐなら昔の方が遥かに稼げていましたが、結局今それら一つもやっていないんです。
長期的な展望を覗いた時、短期的な目先の小銭を優先する事に最終的には何の意味もない事に気付いた。だからこそよくわかるんです。
その取り組みが資本にならないなら、私たちはいずれその仕事を辞める。それは賢ければ賢い程、賢明になればなる程、多くを知れば知る程、そうなります。
未来がないと分かっていることを、将来自分には何も残らないと分かっていることを、5年、10年とやって、結局それを辞めた後「この10年間何も残らなかった」では手遅れすぎるんですね。
「経験が残った」なんて舌が溶けそうな程甘いことを仰る方が時々いますが、そこに改善の余地があることは、この動画を見た10年前から知っていたのだから、言い訳をするのではなく、猛省をしなければいけないんです。それができないと、また同じ過ちを繰り返す。
【2:40】時間は何に使われているのか?
将来自分がその年齢になったときに、何も培われたものがない、何も手元に残っていない、何も見せられるものがない。
「さて、今まで自分は一体何をしてきたのか?)意識が高ければ高い人程、必ず自分に問う事になる。
例えばyoutubeを始めたとします。皆さん、どのようなコンテンツを扱いますか?
考えて、考えた上で、最終的に半分以上の人は、時事ネタを斬るコンテンツを扱うようになります。なぜかというと、時事ネタを斬ればフォロワーが増えやすく、再生回数が増えやすく、成長が目に見えて早いからです。
ただ、私はまた今年一からyoutubeを始めたとしても、時事ネタを扱うことはしません。扱ったとしても「再生回数が取れるから」と、時事ネタを主軸にしたコンテンツを作り続けることは絶対にしません。資本にならないからです。
時事ネタを扱い、短期的な鞘を抜き、お金が沢山出ることはあります。ただそれで、出口まで突き抜けられるのか?
一応「3億」と言われています。そこまで突き抜けられたらいいですが、9割9分の人は途中疲弊し、勝ち目がない程強い人達と全く同じ市場で競争を強いられ、毎日投稿などという苦行を強いられるわけです。
それで5年、10年後何が残っているのか?沢山の幽霊フォロワーと、数1000本に上るゴミ(動画)。
今時間を割いて取り組んでいること、そこに未来はあるのかをもう一度深く問い直す。
ある企業は服を作っています。
日本では1時間800円とか最低でもかかりますが、海外のあるC国は、人件費が安いとかいうレベルじゃないです。タダなんです。
人件費ゼロで服を作りまくって、価格競争のトップに君臨する企業がある。そういう実例がある市場でどう戦うのか?似たようなファッションで、流行りものを扱うのか?
3年ももてば座も割れ、さけんばかりの大喝采です。価格競争に巻き込まれ、1年で疲弊し、退場です。
軍隊
100万の軍隊に1万の軍隊が「同じ武器・同じ訓練・同じ思想」を持って衝突すれば、必ず数が多い方が勝ちます。そこにわかって突っ込んで、無理だったと言われても、無理に決まっているんですね。
皆と同じ事、皆と同じ戦い方、皆と同じ戦法-そんなことをしていたら、競争に勝手に巻き込まれ、勝手に疲弊し、勝手に退場することになる。
武道の究極の極地には「戦わずして勝つ」という超高次元の世界があります。それはどれだけ訓練し、技術的、精神的に強くなったとしても「戦わずして勝つこと以上に優れた勝利はない」という危機回避の思想がある。
この危機回避の思想が、戦闘地域では最も重要になるんです。
【4:41】革新性を求めれば価格競争に巻き込まれる事はない
スティーブジョブズがアップル製品を作るとき、世の中の低価格競争に巻き込まれないために、非価格である「製品の部分」に焦点を当て、コストダウンではなく「製品への革新性」を求めた。
そこでスティーブジョブズがアップル製品にもたらした革新性が、日本の禅。
無駄なものを全て置き去りにし、シンプルな本質だけを残す。この「禅の思想」を携帯に取り入れたんです。価格競争からの危機回避の末、発見をし、勝利した。
皆さんは知っていますか?全ての書店に並んでいるビジネス本は、古典本の焼きまわしであり、数百年、数千年前から言っている事は何ら変わっていないことを。
昔才能の言語化で話したと思いますので割愛しますが、経営という言葉は仏教用語です。
この漢字一つ知るだけでも分かるよう、本質的にやっていることは1000年前から何ら変わっていないんです。変わっているのは外面的な部分、公告やマーケティングなどといった行為。
それは経営に限らず、現在私たちが抱えているような問題は過去誰かが抱え、過去誰かが解決している。新しいモノなんて無いと思った方がいい。
私は物事を見る時、先人が作った普遍的な思想を常に横に置き考えを構築します。なぜなら、これまであった全てのことはこれからもあり続けるだろうし、これからあるだろう全てのことが、これまでにも常にあったから。
例え見たことがない未知の問題がきても、過去の歴史を遡ればそこに答えはある。なんでそんなに何でもわかる人がいるのかって、普遍的な部分を全部抑えているからなんです。
例えば私が今やっている才能の言語化なんかは、youtubeが消えたら一緒に消えるのかって、舞台を移すだけなんですね。形態を変え無限に続くのです。それは自信があるとかではなくて、普遍的な形を取っているからです。
それは松本人志さんの話術一つとってもそう、PKでのストップシーン一つとってもそう。居様だけでその物事を捉えてるうちは、そのすごみを感じることすらできない。
【6:16】結論
この先に未来はあるのか?それを問うたとき、いま何に一番時間を割いているべきか。
資本活動をキーワードに、本当にやりたいことを今からやってみる。必ず数年後、今の自分に感謝する事になる。
その時注意する事は、無意味なゴミを量産するのではなく考え抜かれたうえでの一手を打つ。そのコツとして先人の知恵を使うのです。
既に成功した人達の話を聞き、その先人の武器を自分のモノにする。具体的にどんなものがあるか、例えばキラーコンテンツを持つことです。
有名になる人達には必ずセットでキラーコンテンツが存在する。「この人と言えば、これ」がある。
- ピエロと言えば、才能の言語化
- ジョブズと言えば、アップル
- 宮崎駿と言えば、ジブリ
- ホリエモンと言えば、ロケット
- 有吉弘行と言えば毒舌
そういう自分独自の武器を創り出すのです。その武器が自分の名前より先に世に出て、自分の身分を証明する社会的名刺に変わる。
こういった先人の知恵を啓発として捉えるのではなく、知行合一行動に起こし、実用化するのです。先人の言葉を啓発で終わらせるか、実用で終わらせるか、これは雲泥の差です。
もしこういった先人の知恵などの話を聞く場所が無いという方は、このチャンネルではそういった有用な話を全て集めていく場所なので、よかったら見て行ってください。
最後に、資本づくりが大事と言っても、最近多くなった為替や株、仮想通貨などに対する私の思うところなんですが、そういった数字の高低差で利食って、それでお金持ちになっても、満たされないものは満たされないなと。
だからやっぱりこういう数字だけで資産を築いた人達も、皆そういうのを悟って、最後は自分で何かしらの作品を作る、残すことをしている。
「お金だけが全てじゃない」っていうのはここらへんで、価値が作れないと、最終的に虚しいものがあるなと思うんです。