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あれは嫉妬ではなく認知的不協和

嫉妬ではなく認知的不協和

誰が見ても美しい人に向かって「好みじゃない」とか、見ず知らずの金持ちに「不幸そう」とか発言する人、これは嫉妬でなく「認知的不協和」。

本来凄く欲しかったものが自分には手に入らないんだと諦めた途端に「手に入らないからキライ」と好みを変化させ、諦めることを正当化する脳のプロセス。

これが嫉妬と違って恐ろしいのは、ひとたび行動原理が認知的不協和によって歪められると、悪性腫瘍のように他の意思決定に「浸食」していく点。

外見、収入、学歴、趣味嗜好など「性格悪そう」「まずそう」「つまらなさそう」と、自分が手にしたことがないものを想像で補完して貶し始めたら赤信号。

ネットで頻繁にこのシーン見てて「なんでそこだけそうなるんだろう」って「嫉妬とかって皆言ってたんですが、そういうことじゃないんじゃないかな」って思ってて、ここで「認知的不協和」と聞いてピンときました。

「正しい知識」を入れないようにしてる節があるんですよね。それは「嫉妬」のプロセスではなく「認知不協和」のプロセスだったんですね。

ひとこと

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