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障がい者という言葉を聞くだけで不愉快に感じる方へ

Summary

相模原障がい者〇人事件などで話題となった障がい者という存在。生きている価値はあるのかと議論したくなる方へ

この動画を見た方は、無頭児についても見てほしいです※えぐいです。

Transcription

障がい者に生きている価値は、あるのでしょうか?

なぜ税金を重くしてまで、障がい者や老人を助けなければならないのですか?

自然界は弱肉強食なのに、何故人間社会では弱者を救おうとするのですか?

「重度障がい者は、安楽死させるべき」

神奈川県相模原市の知的障がい者施設で19人の障がい者が殺害され、27人が重軽傷を負うという衝撃的な殺人事件が起きた。

この事件を起こした元施設職員植松被告は事件から4年経った今も

「重度障がい者は安楽死させるべきだ」と発言している。

そしてそれは現在、障がい者という概念に対するダークサイドの意見として、社会的理解を深く得ている。

しかしそれはタブー故に、誰も声高には発信しない。

そして出来上がった、敏感すぎる日本社会。

例えば障がい者という言葉をカフェで発すれば、一瞬でその場がピリつくように

例えば障がい者とYouTubeのタイトルに入れて動画を投稿すれば、一時的に広告を落とされるように

「あたかも障がい者という単語自体が、差別に当たるのではないか?」と勘違いしてしまう程、日本社会ではこの事柄はタブー視されている。

なぜ障がい者はタブー扱いを受けるのか?

今回その結論が、この問いからようやく出たので話したいと思います。

障がい者は、悪なのか?

【01:14】障がい者は悪なのか「生産性がない」

この話は30歳以上の方々は強く理解できると思いますが、日本社会では労働こそが正義という価値観が、国家宗教レベルで強く根付いています。

例えば昔日本では、ニートが80万人いるとニュースでピックアップされれば、世論はニートに対しボロクソに言い「ニート=悪」と決めつけました。

以下同様に、ネットカフェ難民が取り上げられればボロクソに言い

「ネットカフェ難民=悪」と決めつけ

生活保護受給者が大量にいると聞けばまたボロクソに言い

「生活保護受給者=悪」と決めつけた。

そこに絡む複雑性は全て無視され

「生産性の無い人間=生きる価値は無い」という法則が日本社会では成り立っている。

これは良い悪いを超越した

「働かざる者食うべからず」という日本社会のある種の道徳からきており、故に障がい者という単語を聞いて

「可哀そう」「少し距離を置きたい」と感じるのは

「生産性のできない人間=可哀そう=差別対象」という連想ゲームを脳内で勝手に行い

「障がい者=ある種の悪」というレッテルを貼り付けているからではないでしょうか?

しかしそれは、正しくはない。

障がい者という言葉を聞く度に不愉快に感じる、典型的差別主義思想の私たちは、まずこの障がいという意味を深く理解する必要があります。

WHOの定義によれば、障がい者とは

  1. 社会的隔たりとなる程体が欠損している
    もしくは
  2. その仕事に参加できない
    または
  3. 活動に制限を受ける

など「生きる上で、障がいとなる問題を抱えている人たち」のことを指す。

しかしそれは、我々が想像する障がい者手帳を持っている典型的パターンに限らないのかもしれません。

つまり何が言いたいかというと

「障がい者手帳を渡されていないだけで障がい者は世の中に無数に存在するのではないか?」

思春期にニキビが大量にできたとする、そうすると容姿が原因で、接客業に応募しても落とされたりする。

ある意味でこの場合、ニキビがその社会的活動の制限となっているので、広い意味で「ニキビは障がい者と同様の扱いを受けた」とも言える。

例えば「大学に行きたい、でも頭が悪過ぎて(試験に)落ちた」頭が悪いという事が大学への参加を制限させたのです。

告白して男性にフラれた、容姿がイマイチだったから。

「男性と付き合うことで、生きる上での経験を学ぼうとした」が、容姿が悪い事でその活動を拒否された。

障がい者とは、生きる上で障害となる問題を抱えている人たちのことを指す。

頭が悪い、ニキビ、容姿がイマイチ

こういった事は、障がい者手帳は渡されないものの、あるときは自殺の理由にもなるほど社会的活動の障害となっているので

故に障がい者手帳を渡されていないだけで、広く分ければ障がい者ではないのか?

しかしそんなことが本質でないことは、障がい者などというこの括りが何の意味を持たないことは、既に多くの人がメッセージとして伝えてきた。

その典型例が芸人さんです。

容姿や体型、性格の悪さ、といったあらゆる悪と言われるものを笑いに変え、強烈なメッセージを発信した。

外面だけで人は判断できない、生産性がゼロだと思われていた。

最悪の短所を抱えていても、発想次第で、向上心次第で、その短所を使い、社会貢献はできる。

皆さんは、エレベーターができた経緯をご存じですか?

現代では当たり前のように使われているエレベーター

我々健常者は最初、これを設置する事に猛反対していました。

始まりは1970年代頃「エレベーターを設置してくれ」と障がい者の方々が運動を始め。それは30年に及び続けられました。

その間行政職員からは「そんな高額なものを付けられるわけがないだろうが」

市民からは「障がい者だからなんでも許されていいのか、なんてワガママな奴らだ」

と異常なほど暴言を吐かれ、叩かれた。

しかし、諦めなかった。

高齢者や妊婦など様々な人を巻き込み、運動拡大化。

2000年、交通バリアフリー法が作られ、エレベーターの義務化が始まった。

「裏で健常者が操っている」と言われればその通りですが、身体が不自由という障がいを持っていたからこそ、このバリアフリー化は成し遂げられた。

【05:09】障がい者は悪なのか「自然界は弱肉強食」

自然界は弱肉強食なのに、何故人間社会では弱者を救おうとするのですか?

競争社会における今までの日本社会では、この考えが非常に強く存在しました。

しかし一見確信をついたようなこの意見もまた。勘違いからきている。

ライオンやオオカミは、人間のいない所では食物連鎖の頂点に立つであろうが、実際は絶滅危惧に瀕している。

一方で、下位に属するシマウマや鹿はどうか

体が大きいから、力が強いから生き残れるのではないのか?

もしそうだとしたらなぜ今、恐竜ではなく人間が生き残っているのか?

ビジネスもそうです。

金融の権利を握っていて、大量の社員を抱えていた当時最強の組織の一つ「リーマンブラザーズ」が何故潰れたのか?

強いから、大きいから、金持ちだから、権力があるから、生き残れるのではないのか?

いいえ、違います。

変化し続けられるものだけが、生き残る。

恐竜ではなく人間が生き残ったのは、変化したから。

逆にリーマンブラザーズが生き残れなかったのは、大名商売をし変化をしなかったから。

強いものではなく、変化し続けられるものが生き残る、そして変化する為には弱さを持っていなければいけない。

弱いからこそ、変化し続けられる

我々人間が食物連鎖の頂点に立ち続けられ、他の追随を許さないのは、どの動物よりも変化し続けたから。

ライオンより力は弱いし、象より体は小さいし、チーターより足は遅いが、人間は頂点にいる。

それは弱点を克服し、変化し続けたから。

結論

障がいを持てば、一般的な生産性という面では劣り、批判の対象になるであろうが、AIの登場により生産性という面での問題が解決される今後

「人間とは欠陥だらけの生き物である」と痛感させられ、それをただ分かり易く称した障がいという概念は今後100年、200年単位で完全に消え

個性という括りでそのものが語られる、とピエロは思います。

つまり障がい者とは、それくらい外面的な、表面的な括りでしかない、という事です。

P.S.

金でも容姿でも権力でもない

人間としての深みは、乗り越えてきた障害の数で決まる。

障がい者という言葉は、その人間の何の価値も、表せていない。

by ピエロ

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