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人間関係に問題を抱える人は言葉だけを見ている:才能の言語化#16

Summary

この動画を見れば、コミュニケーションの本質的な問題とその解決策を理解できます。

Transcription

【0:00】コミュニケーションとは

どうもこんばんは、ピエロです。今回はコミュニケーションについて話します。

実はピエロは、このYouTube以外に、普段Twitterもしているのですが、そのTwitterのダイレクトメッセージにて、毎日多くの方からメッセージをいただいており、返せていませんが、いつも読ませていただいています。ありがとうございます。

そのDMは、1日10件から、多い時で40件ほど来るのですが、その約半分が相談で、相談の中でも特に、コミュニケーションについてのものが、最も多いんです。

実際、コミュニケーションについての悩みは、年齢関係なく全世代が抱えており、またその人数の異常な多さから、日本特有の、国家的な問題だと言われています。

そしてこの問題は、私自身が非常に関心が強い分野でもあり、技術的な部分についても、たくさん話したいのですが、まずは重要なポイントを抑えて帰っていただきたいので、今回は特に、本質のみに絞り、話をしようと思います。

皆さんの周りにも、いるかも知れません。先天的レベルで人付き合いがうまいという人。

何のスキルも、何の能力も磨いていないはずなのに、はなから人付き合いがうまい人というのが、何故かこの世には、一定数いるんです。

今から話すコミュニケーションの本質は、全てそこにあります。コミュニケーションは、言葉だけじゃない。

【1:03】動きのいい人を観察し真似る

昔私は、短期間で頻繁に環境を移し、ゼロから人間関係を構築するということを、幾度となく繰り返していました。

そしてその環境を変えるために、思い知らされたことがあったんです。

人間というのは、言葉だけでコミュニケーションをしているわけじゃない。

仕事が人よりできなくて、居場所がなくなっている人。友達と長期間関係が築けない人。自分の主張ができない人。

そういった対人関係の問題を抱えている人たちは、実はみんな、言葉だけを見ているんです。

しかし、本当のコミュニケーションとは必ずしも、話し言葉によってのみなされるわけではない。

このことを知って欲しいです。

一般的に言われる仕事ができない人、人付き合いが下手な人というのは、何か言われたその言葉のみをとらえ、その言葉のみを実行するんです。

ですが、言葉が全てを説明しきれるはずもなく、そういった人々は、その言葉以上は行動できず、その言葉以下でしか身動きが取れなくなっている。

現実で、実際我々が求められるレベルは、言葉で教えきらぬ部分を、肌で感じ、機転を動かし、行動で体現すること、観察すればすぐにわかります。

動きがいい人を観察してみてください。言葉では言わないんだけれども、あるポイントでぱっと動ける人。何かを感じ取っている人がいます。

そういった動きのいい人を観察すると、その分野での求められる、正しいふるまいというのが、わかってくるんです。

【2:19】物事の上達が居場所を作る

またコミュニケーションとは必ずしも、言葉だけに限らず、書くという作業もコミュニケーションですし、絵もそうですし、色々なことがコミュニケーションになり得るんです。

職場でうまくいかず、そのまま辞めていく。そういった人たちの多くが、言葉として飛び交っている、そのことだけに意識があって、それがうまく再現できず、誰にも相談できず、なじめず終わったという形に、収まっています。

もしできないことがあるのなら、上司など上の存在に、手紙を書いたり、LINEを送ったりして、自分の現状を伝え、教えてもらったり、毎回作業とろくてごめんなさいなどと、自分の気持ちを書いてみたりして、

うまくふるまえないけれども、自分の足りないことをわかっていて、なんとかしてそこを克服し、1戦力になりたい、ということを、メッセージとして伝える、そういった創意工夫が必要なんです。

これをやらずして、自分はだめだ、なんていうことを言っているとすれば、それはやっぱり、社会生活での生きる術を、知らなさ過ぎると思います。

もちろん話言葉で、必要なことを必要な時に、ピタッと伝えることができるというのは、既にそうとうな熟練者ですし、最初からそうなれる人は、少数です。

ただそこで、頭張っていくのなら、時間をかけてでも、そこを目指さなければいけないです。

この仕事のこれは、なんの意味があってやっているのか、そういうことがわかってくると、多少小さな違いはあっても、最終的にこれは、こういうふうにやっているんだ、これはこのために、この手順を踏んでいるんだということがわかってくる。

そして結果が出てきたりして、認められたし、受け入れられる環境ができて、コミュニケーションが取りやすくなる。

【3:46】やるべきこと

コミュニケーションをうまく取ろうというよりも、動きのいい人をよく観察し、どういう時に、どういう動きをしているのか、どのような考え方をしているのか、把握し、それを再現する。

そして闇雲に動くことをやめ、今自分がこの中で、何をやらなくてはいけないのか、なんでこれをやらなくてはいけないのか、リーダー陣が描く全体図を、あなたも見て、今自分に求められている役割を理解し、行動に移す。

またコミュニケーションは、その場でうまくしゃべろうとか、その場でうまくたちふるまおうとか、そういうのじゃなくて、手紙を書いたり、それ以外のコミュニケーションで、やり取りしたりと、工夫して思いを伝える。

結局、自分が快適に動けるフィールドというものは、自らが動くことでしか、作り出せない。そう私は思います。

人間関係というのは、非常に複雑で入り組んでいて、難しい。

みんなそんなことを言いますが、もしかしたらそうしているのは、自分自身かもしれません。

物事は実は、非常にシンプルで、単純明快なのに、それを自分自身が、今まで構築してきた、様々なフィルターを通し、見てしまっているから、複雑に見えるだけかもしれません。

コミュニケーションの本質は、言葉だけでは表せない、感覚的な部分にあり、その感覚的な部分は、できる人の行動を真似することで、再現可能。

まずは観察してみてはいかがでしょうか。そこから、変化が始まります。

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