諸行無常の響きあり
小説家の仕事は「独楽」のようなもので、勢い良く回ればまわるほど安定しますが、回転が止まれば倒れます。
そしてまわらなくなった独楽は捨てられます。あなたの代わりになる人間は他にいくらでもいます。あなたが書かなくなったとき、 困る人間はどこにもいません。
あなた自身を含めて―あるいはあなた自身を除いて。
そこが分かれ目です。
小説家とは、職業ではなく「状態」です。
そして小説家とは、職業ではなく「生き方」です。
新・何がなんでも作家になりたい!
これは…凄いですよね。勢いよく回れば回るほど安定していて、不安定なときほど止まっている。以前「天才とは現象である」という話をしましたが、それは職業も同じらしく、結局は「状態、現象」として我々はここにいる。
その現象は動き続けているから起きてるだけで、自分が止まったときその現象も一緒に消えるんです。ただ変わらず世の中は回り続けている。
どれだけ凄くなろうが、人間の存在とはそういう儚いものだと。
ひとこと
これはさ、独楽をコマって読むのはもうフリガナ必要でしょ!!当て字にもほどがあるだろ。