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アトピー性皮膚炎の原因がついに解明される
皆さんの中でも悩んでいる人は非常に多いのではないでしょうか？「20代以下の若い人の中で、10人に1人はアトピー患者である」と言われています。
このかゆみの原因を佐賀大学が解明しました。佐賀大学は「かゆみの正体はあるタンパク質にある」と発表。
それが「ペリオスチン」
ペリオスチンは、誰の皮膚組織にもあるたんぱく質です。しかしアトピーを持つ人の体には、このペリオスチンが過剰に生成されていたんです。
このペリオスチンが、別のたんぱく質と結びつくからかゆみを引き起こすんだと、佐賀大学は解明しました。
これはペリオスチンが少ないマウスと、ペリオスチンが多いマウスです。
出典：Youtube左：ペリオスチンが多い／右：ペリオスチンが少ない
ペリオスチンが少ないマウスはかく動作をせず、痒みが無い事がわかります。
どうやってペリオスチンを減らしたかと言うと、別の病気の為に作られた化合物である「CP4715」が、ペリオスチンの連結を妨げる動きを見せ、この実験の過程でアトピーの方に効くとが分かったのです。
今、佐賀大学が急ピッチで新薬の開発を進めています。
ひとこと
