Summary
今日の動画を一緒に作ってくれた人↓
彼は高い編集能力と高い理解力を持っています。
Transcription
【0:00】アパシーシンドローム意味
どうもこんばんは、ピエロです。
今回は今私が苦しんでいる病、そして皆さんも今後ほぼ必ず向き合うことになる病「無気力」についてお話したいと思います。
他の事へのやる気はあるのに、ある特定のことに対しては全くやる気が起きない。
そんな状態のことを無気力と言ったりします。
おそらく皆さんもあると思います。
やらなければいけないことがあるのに、なぜかだるくて、鬱陶しくて、分かっているんだけど、手を付けられない。
結局それっぽい理由をつけ、後回しにし、一日中ゲームやドラマを見てしまったこと。
実はこれ、病気なんです。
病名は「無気力症候群(アパシーシンドローム)」と言います。
無気力というと我々は「気合が足りないだけだ」と根性論を語るに落ちますが、それすらもできずに落ち込んでいくのが、無気力症候群の現実です。
多くの場合その症状には、自分自身が気付いていない場合があり、故にその症状は一時的なものから、数十年にわたる、超長期的な脱力感を伴う場合もあります。
早いもので、もう今年も半月過ぎましたが、この半年間あなたは何をしましたか?何か印象に残った出来事はありましたか?
何をしたか、全く記憶に残っていない。
それどころか「ここ数年間何も思い出がない…」なんて人、かなり多いと思います。
それもそのはずです。
無気力とは、いま世界中の先進国の若者が抱えている共通のジレンマであり、世界中の天才たちが我々大衆をターゲットに、意図的にこの無気力を加速させる仕掛けを施しているからです。
Fakebook、twitter、Instagram、youtube
今やこれらSNSという存在は「利用したことがない若者は存在しない」と言ってよい程強大なマーケットとなりました。
そしてそれは立場を変えれば、仕掛ける側に立てばこういうことが言えるんです。
「知的好奇心の奪い合いが激化している」
どういうことか?
【1:22】知的好奇心の奪い合いの激化
現在のビジネス競争では、頭を満足させるということに、非常に時間とエネルギーを割いた競争が、天才クラスの人たちを中心に巻き起こっていて、彼らは私たちの「脳の奪い合い」をしているんです。
それは主要SNS以外にも
Netflix、Amazon、PS5―などもそうです。
我々は今、天才たちがする覇権争いに振り回され、知的好奇心をあっちこっちに奪われているのです。
「どうやったら、無意識にこの情報見てくれますか?」
あなたではなく、あなたの「脳」に対して、多くの天才たちが直接仕掛けてきている。
次検索ワードを、自動的に予測し、表示する仕組み。
購入予測商品を、自動的に割り出す仕組み。
それらは常に我々の判断の一歩先を行き、つまりそれは私たち自身しか知りえるはずがないことをジェフ・ベゾスは、エヴァン・ウィリアムズは、知ることを可能にしている。
超天才たちが、最先端の技術を数時間単位で進化させ続け、私たちの知的好奇心へアプローチし続けてきている。
そして私たちの脳は、疲弊していくのです。
【2:04】無気力にかかる流れ
元来人間の身体というのは、偏ったエネルギーの使い方をすると、偏っているので反発が起きるんです。
つまり自ら体を動かすことなく、これだけ精神を満たすことができる。
そうなると、肉体的な反発が起きる。
そしてそれが常態化すれば無気力に陥り、現実世界への知的好奇心、お金や物欲などの欲が消えていく。
ただその完全な代わりとして、あなたの手元にはスマホがある。
便利すぎるがゆえに、我々はそこに甘える。
そして外界への探求心を、失っていくのです。
【2:31】無気力から抜け出す方法
ではこうして蓄積された、非常に偏った脳への疲労、無気力から脱却するためにはどうしたらいいのか。
答えはシンプルです。
頭を使うことを、やめる。
そして、体を使うこと。
我々人間の体には何十兆という細胞があり、その細胞の一つ一つが外界からの信号を敏感に受け取っている。
この自分に向けられた、すべての信号を断つんです。
そして徹底的に外ではなく、自分のうちに意識を向ける。
訓練ができる環境に身を置く。
多くの人はスマホに依存することで、本来は現実世界で求めるはずの知的好奇心が、吸い取られていることにすら気づいていない。
それどころか、別に知的好奇心が薄れ、無気力になったとしても問題ない、とさえ思っています。
そんな人が多数派な中で、自分が無気力を感じている。
「無気力のままではダメだ」と体が感じれているのなら、それは正常な感覚なんです。
この正常な感覚を取り戻していくためには、頭で考えることを辞めるんです。
何も考えなくていいのか?そういうことではないです。
もっと、体で感じることを増やすんです。
例えば、自分の肉体を酷使してみてください。
その疲れ切った後、何か感じるものがある。
私たちは便利すぎる、豊かすぎる、沢山の情報を浴びすぎている。
故に自分がやっている事、自分が体験している事、自分が学んでいる事、その実感って言うのがどんどん奪われてしまっている。
この実感を取り戻すために、便利さをあえて隅に隠しておいて、体を使ってみる。
学生の方はまだましです、ペンを使うので。
しかし大人になれば、もうその機会すら消えます。
もしあなたが、いつもドキュメントに書き込んでものを考えているなら、いったんそれを紙に変えてみて下さい。
この紙にペンで書いてみた時に、その人たちに伝えたいことや、自分の本当のところというのに、深い実感を伴って知ることができるんです。
【3:55】本当の豊かさとは?
あまりにも便利すぎる、あまりにも豊かすぎる、あまりにも情報や知識が勝手に入ってくる、そのような社会の便利さというのが、自分の感性を奪っている。
ただ逆に言えば、自分の感性を伸ばさなくていいという環境。
それによって得られる楽さ便利さによって、私たちは快適に生きられている。
でもこれからの時代は、そういう時代だからこそ
意図して、意図して、それを外していかなければならない。
なぜなら、楽なことが本当の豊かさではないから。
必ずその錯覚に苦しむ時が来る。
本当の自由、本当の豊かさ、それはインターネットで検索するものではないんです。
本当の自由、本当の豊かさ、それは私たちの外にあるのではなく
私たちの中にある。
金銭的な豊かさより、精神的な豊かさが本物の豊かさである様に
誰かの豊かな話、誰かの成功した方法、そんなものを聞いても同じように豊かに離れないし、同じように成功はできない。
自分が豊かになれる方法は自分の中にしかないため、インターネットでいくら調べても満たされないように
故に何かを成し遂げるのは、常に困難を極める。
自らが苦しむことで、自らの肉体を、精神を酷使することで、その度合いに応じて自分の内側に入っていくことができ、そこで解を見つけることができる。
いくら外を探しても、意味がないんです。
これは私の感覚的見解ですが、ある分野で結果を出した人はそのすぐ後に、別の分野でも連鎖的に結果を出す率が高いんです。
それは何故かというと「成功する感覚」がまだ残っているからです。
この成功する感覚というのが、どれだけインターネットの誰かの発言を聞いても、腑に落ちないんです。
結局自分に合った方法は
自分の中から掘って探さなきゃいけない。
この二行です。
これが、成功者全員が知るところです。
結論
無気力とは、ある一定の条件下でなければ発症しない現代病であり、不幸ではない豊かな状態。
この状態で、無気力は発症する。
実際、東南アジアなどの発展途上国や、貧困国では無気力に陥る人はほとんどおらず
逆に日本などの先進国では若者を中心に、夢どころか物欲すらない無気力な層が大半を占め、今後多くの無気力状態の大人が社会問題として取り上げられ
それは格差社会の、大きな問題点の一つになるでしょう。
その原因は、SNSマーケットのインフラ化
知的好奇心の、奪い合いの激化
私たちには必ず知的好奇心、即ち「もっと知りたい」という学習欲求が存在します。
【5:50】last
このもっと知りたいという衝動を、もしあなたが天才たちのツールを使い敢えて抑え込んでいるのなら、その抑え込んだ先にあるのは不満足。
もしあなたが、満たされた生活をしているのに不満足な人生だと感じているなら、そこから解放される方法は
―もう頭で考えることを辞め、手を動かすことです。